今日は超プライベートな話です。
良かったら、お付き合いいただけると嬉しいです。
突然ですが、
結婚式二次会は出逢いの大チャンスです!!
結婚式の二次会でひと目ぼれした話
大学時代から8年間交際した彼と別れ(以前、お話したダメンズくん)
婚活の世界に飛び込みました。
ある日参加した結婚式の二次会。
そこでなんと!
新郎の友人にひとめぼれ!
2才年下、
北海道出身の国家公務員の坪井さん(仮名)
坪井さんの涼しげな醬油顔は、
どことなく、中学時代の初恋相手に似ていました。
「なんとかお近づきになりたい!」
貧相な胸の高鳴りを抑えられず鼻息が荒くなった私は、
ビンゴゲームのどさくさ紛れ、坪井さんのとなりに移動。
実は、
結婚式二次会のビンゴはお近づきのチャンスです!!
そして・・・初デート
「どうでした!?」
「私、はずれちゃいました~」
と、自然に話しかけ・・・
その甲斐あってか二次会後、坪井さんとそのご友人から
「この後、飲みに行きませんか」とお誘いが。
もちろん
飲み会では坪井さんの隣に座りました。
帰り際
「また会いませんか」と名刺を渡され、
話がトントンと進み、後日デートをすることに。
やった!
彼と出会う運命ための
二次会だったのね!
初デートは
横浜みなとみらい。
可愛く見えるかと思い、パスタが食べたい♪とリクエスト。
「美味しい!」
と言ったけど、
本当は
麺がアルデンテすぎて、
堅くてかみきるのに必死でした。
ランチの後、
海岸沿いをぶらぶら。
あたりがすっかり暗くなり、
ムード満点になってきた頃、
坪井さんから
「付き合ってください」
と申し込まれたのでした。
うん!
よくやった、私!(笑)
母に電話した理由
嬉しくて
嬉しくて
その晩、母に電話。
とはいえ、
母とは今まで
恋愛の話なんてしたことないけれど
ああ・・
これで結婚できる!
しかも国家公務員なら
母も喜ぶだろう!
昔から、
エリートに弱い母。
彼のことはきっと気に入ってくれるはず・・
その安堵感に
ほっと胸をなでおろしました。
そして
私が思ったことはただ一つ。
何とかこのまま
結婚に持ち込みたい。
結婚までの作戦開始
そんななか、
交際開始から1週間。
私はあることを思いつきます。
とっとと、
彼との既成事実を作ろう!
彼は理系出身。
女性とのお付き合いが少ないらしく
(私で2人目)
既成事実さえ作れば、
彼は結婚してくれるにちがいない!
そう思ったのです。
つまり、
お体の関係になる、ということ。
私はとんだ「ゲス女」でした。
相手から何かをしてもらうこと、
それどころか、奪うことしか考えていない。
当時の私は結婚のために本当に大切なことに
1ミリも気が付いていなかったのです。
横須賀デート
そして交際開始から2週間後の週末、
彼が住んでいた横須賀に「行ってみたい♡」とおねだりし。
電車で2時間かけて彼の町へ。
もちろん、
新しい下着を準備。
「奥さんになる女性は清楚な下着よね。
色はやっぱりピンクかしら・・」
選んだのは桜色。
でもなぜかショーツはTバック。
(この理由は今もって不明)
それはともかく、
2時間かけて
電車で到着した私を
坪井さんは笑顔で出迎えてくれた。
着ていたジーンズは相変わらずダボッとしていた。
ランチをして
港付近を散歩した後、
彼はふいにこう言いました。
「マンション、
近くだけど寄ってく?」
「えっ・・」
すっかりその気で来ているのに
ためらう(ふり)私。
彼のマンションに着くと、
玄関の前で彼は
「ちょっと待ってて」
と言い、
ひとりで中に入っていきました。
そしてまた
すぐに玄関から顔をだし
「どうぞ」とはにかんだ。
ドキドキしながら
中に入る。
部屋は
彼の誠実な性格が
そのまま映し出されたシンプルさ。
女性の影がないことは
第六感ですぐにわかりました。
よし!
いける!
彼がいれてくれたお茶を
二人でゆっくり飲みながら、
アルバムを見てちょっぴりはしゃぐ。
でも、
心はドッキドキ。
がバッとくるのは
いつかしら・・・?
私の心の準備はよくってよ?
そわそわしながら
男性が『がるる』になるその瞬間を
今か今かと待っていましたが、何も起きませんでした。
あれ??
車で送ってくれた彼
坪井さんはふいに
こう言いました。
「帰りは車で送らせて」
えっ??
当時の自宅は千葉。
横須賀から車で片道1時間半。
「大変だからいいよ」
そう言っても、送るよ、と言い張る彼。
既成事実を狙っておきながら、
でも、なぜか大切にしてくれている気がして嬉しかった。
今思い返すと、
彼は本当にちゃんと
付き合ってくれる気だったんだと思っています。
でも・・・
この2週間後
彼に電話でフラれました。
フラれた理由はまた書きますが・・
ひと言でいうと、
私の浅ましさが伝わった、ということ。
彼は
私になにをしてくれるか
私に何を与えてくれるか
そればかりを考えていたオンナ。
そりゃそうなるよね。
しあわせな結婚のコツ
それから5年後、夫に出会いました。
「彼がしあわせならそれでいい」
そんな出会いからもうすぐ20年。
今も夫婦円満、しあわせにくらしています。
しあわせのコツって、実は相手をしあわせにすること、なのかもしれません。
ななこ
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