だれにも打ち明けられなかったこと。

エッセイ

ななこです。
先日、御年90才になられる学者さんにお会いしたのですが
ご自分の道に邁進されていて、
ホントカッコよかった!!
人生まだまだ!と思ったわ~~!!


このブログを読んでくださっているのは
きっと私よりずっとお若い方が多いかなと思うけど、

自分がどうなりたいか
どう生きていきたいか
ときに立ち止まって自分の心に聞いてみること
大事ですね^^

とにもかくにも、
知的好奇心をもって学び続けるって大切!と思ったよ~~

では今日のブログスタート!

夫婦仲がわるくなったことはありますか?



先日ね、
こんなご質問をいただきました。

「ななこさんは、産後クライシスはありましたか。

子どもが生まれると
ママは脳が変化すると聞いたことがあります。

だから、今までは
何とも思わなかった夫の行動に
メチャクチャ腹が立ったりすると聞いたことがありますが、
そのようなことはありませんでしたか。」





はい。

腹・・・

立ちます!!!


というか、
立りまくりでした!!!

爆!!

「あんなに大好きだったのに・・・」



出産後から約1年半ほど経った頃のこと、
実は夫婦の危機に陥っていました。



あんなに仲良しだったのに。 
あんなに大好きだったのに。



「何かあったときは、私の命を引替えにしてもいい」
という思うくらい、夫のことが大好きだったのに。
(どんなシチュエーションだww)



だれにも相談できなかった。
親にも心配かけたくなくて言えませんでした。




自分でもびっくり。
まさか自分が夫に
こんな気持ちになるなんて。。。




これ、
いわゆる「産後クライシス」
出産後から2~ 3年ほどの間、
夫婦仲が悪化するという現象のこと。

その原因は女性ホルモンの変化であり、
子を守る女性の本能ともいわれています。

まさにこれに
ドカンとはまりまして。




友人には冗談っぽく

「女性の本能だよね、
 しょうがないよね」

なんて言っていたけど、
本当はかなり真剣に悩んでいました。


「りこん」が頭をよぎる日々



実は、世の中の離婚は、
出産後2年の間に一番多く発生するらしいのです。

『乳飲み子抱えて家を出た』(言い方ww)という話、
ときどき耳にされませんか。




私も例外なく
毎日夫に対してイライラ・・
「りこん」の文字が頭をよぎる日々。

いえね、
私、まさかこの産後クライシスに
自分がなると思っていませんでした。

「りこん」なんて私には無縁の世界だわ~。
そう思い込んでいました。


でも私は、
イライラどころか、
私は夫に対していつも
お腹をすかせた気が立った野犬のように牙を向いていたのです。






今となっては
ありがたい言葉である

「ぼくがこの子を見てるから、出かけてきなよ」

という夫の優しさも、

「私と娘を引き離そうとしてるんでしょ!!きーーーー!!」


怒り出す始末。





優しさ100%で出来ている夫のことが
憎らしくてたまりませんでした。


「私が変わってしまったんだ・・・」

苦しかった。
何度も心のなかで懺悔しました。





でも・・
そんな私に夫は気づきながらも
変わらず優しく大切にし続けてくれていました。




話は婚活まで戻りますが・・・


かつて私が
「本当の婚活」を開始したとき、
たったひとつだけ、心に誓ったことがあります。
それは、

「心から信頼する彼と結婚する」 

こと。





だからでしょうか。
産後クライシスでわたしが変わってしまっても、

「夫は私を見捨てない」

という「信頼」だけは、不思議なほどにありました。






だからね、
つくづく思います。
夫婦ってはたから見ているだけではわからない。 

仲良し夫婦に見えていた(であろう)
私でも、こんなことがあったのだから。





そして
娘が2歳になったころ、
産後のホルモン変化を脱し、
喪が明けたように、私は私に戻っていきました。






すると、
どうしたことでしょう。

夫への感謝がますます募り、愛おしくてたまらない。


夫が帰宅したとき、

「あらん、こんなに
いいオトコだったかしら♡」

と、
思えてくる魔訶不思議。





思い返せば、
今から十数年前、
私の両親の前で言ってくれた言葉、

「これから
世の中がどんどん変わり、
どんな時代になったとしても、
ななこさんを命に代えても守ります 」



という言葉を
いまも守り続けてくれている夫に、
感謝以上の気持ちを感じています。
人生をともに生きてくれて、ありがとう。



婚活して本当に良かった。

5年間、
何度もくじけそうになったけれど
私が私をあきらめなくて
本当に良かった。


自分を信じるのは自分。
そう思う。



運命の人はだれしも必ずいます。

いつからも
いくつからでも
愛し愛される未来は叶う。

いつも応援しています。

ななこ

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