抱いたオンナへの責務

ななこです！
いつもブログにお越しくださり、ありがとうございます！

今日は、あるクリスマスのお話です。

ふたご座の金融マン「ペタ」
ペタとのクリスマスデートの結果
そしてむかえた破局

ふたご座の金融マン「ペタ」

必死に出会いを求めた29才で出会った
ある一人のエリート男性。

超エリート高校から東大卒。
外資系金融マン。

ふたご座の彼は
知的で会話上手、
お調子者だけど、人懐っこくて
憎めない魅力があった。

元球団ヤクルトのペタジーニにそっくりの彼を
私は秘かに「ペタ」と命名した。

ペタ（注：本人ではありません・笑）

9月に出会ったペタ。
週１デートをするようになり、
すっかり彼女きどりの私。

そんななか初めてのクリスマスを控えて、
私はそわそわしていた。

お洒落なフレンチレストランで
食事かしら？

それとも、
温泉でしっぽり？

お家でゆっくり
シャンパンもいいな。

妄想は膨らむ一方だったが
ひとつ問題があった。
それは・・

ペタから
クリスマスイブの予定の確約が
入らないのだ。

それどころか、
何度か体を重ねて
2か月ほどたった頃だろうか。
連絡をしても、

「ごめんね。
ななこちゃんに会いたいけど、今日も接待なんだ。
もしかするとクリスマスも仕事かも。」

と
会う回数も減っていた。

ペタとのクリスマスデートの結果

気づけば
クリスマスイブは
１週間後に迫っていた。

もはや温泉の線は消え、
私は「オシャレなレストランで食事」に
一縷の望みを託すことになる。

そして
12月22日、
携帯電話がペタからの
着信を告げた。

「久しぶり。
明日、食事でもどう？」

えっ
明日って、
クリスマスイブじゃなくて
12月23日、つまり、イブイブだよね・・・

ちょっぴり落胆しながらも
ペタに会えることが
素直に嬉しかった。

そして
迎えた12月23日。

ありきたりなイタリアンのチェーン店で
ペタと向かい合わせに座る。

若いカップルばかりのそのお店で
クリスマスだからと
ペタはコース料理を選んだ。

食事を食べ終わったとき
ペタは花束をくれた。

満開の紫のバラは
美しかったけれど、

「職場で退職する人に、
いつもこの花屋さんで買うんだ」

という手軽さに
内心がっかりした。

みなさま

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男性から女性への愛情は
かける時間に比例するようです。
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BY　ココななこ（シャネル）

そしてむかえた破局

そしてペタは
12月23日のデートで責務を果たしたかのように

その後は
１か月に１度会うか会わないかの
不安定な恋愛になり
やがて破局。

勝手にペタに
結婚の望みを託していた私は、

「もう結婚できないかもしれない・・」
「一生、独身かもしれない・・・」
「だれも私のお葬式なんてあげてくれない・・」←謎

そんな未来に悲観して
おいおいと泣いた。

でも神様は見捨てなかった。

それから
4年後のクリスマス。
その年に出会った彼から正式にプロポーズ。

「結婚しよう」

おだやかな彼は
照れくさそうに私を抱きしめて
そう言った。

あのときの
彼の優しい温もりを
私は忘れることはないだろう。

その後、
愚かな私は、
彼の温もりと誠実な愛情を
いつしか当たり前と思うようになり
手放しそうになったこともあったけれど・・

そんな彼と、
17回目のクリスマスを迎えました。
私たちの宝である娘とともに。