「彼から1ヶ月半、連絡がありません。」への答え
「彼から1ヶ月半、連絡がありません。
でも私は、彼が運命の男性だと思っています。」
そんなご相談をいただきました。
飲み会で出会った彼。
なんだか意気投合。
デートを重ねて、
多分付き合っているのよね。
でも、かれこれ
1ヶ月も連絡が最近ないような・・・。
最初はあんなに
押してくれていたのに・・・
仕事が忙しいのね・・
今度会えたら癒してあげられるのに・・・
はい!
ちょっと待った〜!
ぴぴっ(笛)
発表します!
男性は本当に逃したくない女性のことは1ヶ月も放っておきません!
10分でも時間を作ります。
だって、他の男性にとられたくない、から。
すみません、ななこさん?
では彼にはもう連絡しないほうがいいでしょうか。
おそらく彼は今後、
あなたからの連絡を絶ったとしても
突然こう連絡してくるでしょう。
「元気~?ごめんね、仕事が忙しくてさ~。」
そしてあなたはこう思うのです。
「やっぱり忙しかっただけね。」
でも、このとき
連絡してきた男性心理を
ニーチェの超訳ならぬ
なーチェの超訳すると・・・!
【本命には出来ないけど、
君はファンでいてね】
彼は自分のファンが減ることが
イヤなだけ。
がびーーーん。
お調子者のエリート金融マン「ペタ」との出会い
これだけはハッキリ言えます。
真の男性は決して、言葉だけで思わせぶりなことはしません。
と言いながらも、
私も、えらそうなことは
言えなくて^^;
必死に出会いを求めた30代。
あるエリート男性と出会いました。
超難関高校から東大卒
外資系金融マン。
彼に出会ったとき、
真っ先に浮かんだのは母の顔。
エリート好きの母は認めてくれるに違いない。
「すごい彼と出会ったね」と。
ちなみにその彼は、
元球団ヤクルトのペタジーニ(ベネズエラ出身)そっくりの濃厚なお顔だち。
タイプじゃないけど、この際、それも目をつぶるわ。
そして結局、
ここから2年間、
お調子者の「ペタ」に
振り回されることになるのです・・・。
あの「ひと言」を告げるその日まで。
男性主導の付き合いの果て
ペタとの付き合いは、完全にペタ主導。
ペタが会いたいときに会う。
デートはいつも私の一人暮らしの家(←昭和な団地ww)。
食事を作り、
一夜ともにし、
ペタは翌朝に帰る。
結婚を意識してもらいたくて、
家庭料理を作ったり、脱いだ服にアイロンをあてる。
そのうちに
ペタからの口からは
こんな言葉が増えていく。
「ごめんね~。
仕事がいそがしくて行けなくなった」
この言葉に、
「ううん、いいの。お仕事がんばってね」
と何度答えただろう。
するとペタは
決まってこう言うのだった。
「仕事が落ち着いたら、美味しいもの食べに行こうね」
しかしその日は
一向にやってきませんでした。
でもね、
今ならわかります。
私はペタを愛していたんじゃない。
「彼を逃したら、もう結婚できないかもしれない。」
そう思い込み、
必死でペタにしがみついていました。
自分を信じていなかった。
私の未来を信じていなかった。
本当はいつもどこかで惨めでした。
そして、音信不通に。。。
そして、
当然のごとく
ペタからは連絡が来なくなり、
1か月に1度会うか会わないかの、不安定な恋愛になっていきました。
うん・・
テスト2さん、
いくらなんでも、
ペタから大切にされていないことくらい、
私にだってわかりました。
それでも、
ペタという「彼」は、
私にとって結婚への命綱だった。
あるとき迎えた私の誕生日。
誕生日くらいは一緒に過ごせるはず・・・
そんな期待はあっさりと裏切られ、
いっこうにデートのお誘いはこない。
もしかして
このまま誕生日が終わってしまう?
おそるおそる携帯を手にとり、
電話をかけた。
るるる・・
るるる・・
るるる・・
珍しく3コールで出たペタは、あっさりとこんな言葉を口にした。
「ごめん、
一緒に過ごせない」
えっ?
もしかして
フラれた?
「もう結婚できないかもしれない・・」
「一生、独身かもしれない・・・」
「だれも私のお葬式なんてあげてくれない・・」
この世のだれもから見捨てられた気がして、犬を抱いてうおんうおんと泣きました。
しかし、
お調子もののペタとの関係はここで終わらないのであった。
ペタからの突然の電話
しかし・・
その電話から3か月経過した頃、
再び携帯が鳴った。
るるる・・
るるる・・・
ペタだ。
出てみると、
聞こえてきたのは、
なぜか陽気なペタの声。
「元気~?なにしてるかと思って~」
さあ、みなさん!
今こそ試される瞬間です。
いい女ならば、ここで毅然と振舞うべきですよね。
「もう終わったのよ。二度と連絡してこないで」ってね。
しかし、愚かな私は、またペタに追いすがることを選んだのだ。
「わ~、うれしい♡」
と・・・。
そしてこの会話は、3か月に1度、繰り返されることになるのです。。。
不毛な恋愛に「けりをつけたひと言」とは
えっ?
そこからどうやって、
ペタにケリをつけたのかって?
そう。
あれは忘れもしない、
2006年12月。
婚活に疲れ、わらにもすがる思いでお墓参りに出かけました。
島根県の山奥にあるお墓。
粉雪がはらはらと舞う中、かじかむ手を合わせた。
そのときふと、
こんな想いが沸き上がったのです。
「私は結婚する。
大切な彼と出会って、
愛し愛されて生きる」 と。
すると・・・
なぜか、
家族、友人、大切な方々への感謝の想いが
次々にあふれて
涙がとまらなくなりました。
私は今まで何を見ていたんだ・・
ありがとう・・
ありがとう・・
この日を境に、
ようやく「本当の婚活」へと
目覚めていったのです。
そしてお墓参りから3か月後、ペタから電話がありました。
私は携帯を手にとり、ペタの「元気~?」という、あの調子の良い声を遠くに聞きながら
落ち着いた、
でも、
ゴルゴ13並みの低音ボイスで
こう言いました。
↓
↓
↓
「だれだア?」
ツー
ツー
ツー
ペタとはそれっきり。
ちなみに・・
本当の婚活の存在に気づき、
ひたすら実践してから3か月後、
するっと導かれるように夫に出会いました。
今日の夕飯は、
夫と娘の大好きな海老フライ。
「おいしいね」
笑顔で言い合う瞬間が、
奇跡のようにしあわせです。
夫への感謝が自然と沸き上がるのも、
4年間の婚活とペタの時間があったから、かもしれません。
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