友人の結婚式を「欠席」するのはアリか、なしか。

エッセイ

友人の結婚式を「欠席」するのはアリか、なしか。

28才から5年間、必死になって婚活してきました。

その間、友人たちは次々と結婚。
「おめでとう」と言いながらも、そんな彼女たちが、うらやましくて、うらやましくて・・・噛みしめた唇から血がふきだしそうでした。

そんなとき、ついに恐れていた日がきたのです。
それは、合コン仲間のゆりちゃんからの結婚式招待状。

「もし『欠席』で返信したら、きっと彼女は傷つくんだろうな・・・」

『私より先にしあわせになろうとしている』ゆりちゃんを傷つけたくてたまりませんでした。
本気で実行しようとしました。

でも、
自分の浅ましさに身震いし「出席」に〇をつけて返信しました。

自分がみじめでたまらない

28才のとき、8年間お付き合いした男性と別れてからも、何度か彼はできました。
でも、彼の都合ばかりを優先して物分りのいい女を演じ、結局いつの間にかフェイドアウトする、というお決まりのパターンばかり。

みじめでした。

軽く扱われているオンナ。


「もうどうしていいのか、わからない・・・」

「このまま一生、独りだったらどうしよう・・・」

そのとき、ハッとしたのです。

「私はこの先5年後もまだ婚活でさまよっている、きっと死にたくなる・・・」

絶望した瞬間。

でもそれと同時に、こう思ったのです。

【5年後に死にたくなるなら、 今、死ぬ気でがんばろう】

【私は、大切な彼と出会って愛し愛される生きるんだ】


自分でも驚くくらいの、結婚への強い意志。

背筋になにかがスーッと走りました。
私が人生の節目で感じてきた、目に見えない大きな存在を感じたときにだけ感じてきた不思議な感覚。。。

,

「よし!私は必ず結婚相手に出会う!」

全くアテはありませんでしたが、そう確信した瞬間でした。

そして、
結婚の目標を34歳に定めました。

婚活のスタートラインはここだった!

今だからこそわかりますが・・・

4年間の婚活三昧の日々を得て、
この日ようやく、【本当の婚活】のスタートラインにたったのです!

そして私はこの日を境に、あることをすっぱり辞めました。

それは、

【出会いの場所に行くのを辞める】

もはや私は、
出会いのためというより、
自分への言い訳と「アリバイ作り」のために出会いの場に行っていました。

「私は婚活している」
「私だってがんばっているもん」

そう自分を正当化したかっただけでした。

そこから、

心理学、恋愛マニュアル、哲学、宗教までありとあらゆる本を読みあさり、徹底的に出会いの本質を追求。

そして
「本当の婚活」を自分の中に落とし込み、実践開始。

藁をもつかむ想いでした。

でも、
「これが私を出会いに導いてくれる」

そんな不思議な確信がありました。

すると・・・

なんということでしょう・・・
( 劇的ビフォーアフター風に )

あんなに出会いの場を迷走し続けた4年間の婚活がウソのように、そこから3ヶ月で、するっと、

・7歳年下の理想100%の彼と出会い、

・2回目のデートで結婚前提でお付き合い開始

・憧れていた老舗のホテルで結婚式と披露宴

その全てが
私が想い描いたとおりの光景でした。

いつか迎える人生最期のときに。

もうすぐ結婚20年を迎えます。
結婚し、子どもを授かってからも、夫とは、夫婦であり、恋人であり、親友のような、大切な存在です。

だからこそ、ハッキリと言います。

【本当の婚活】は、

・出会いは数ではない!
・年令は関係なし!
・妥協の必要なし!

そして、結婚してからもずっと愛し愛される婚活、だったのです!

いつか迎える人生最期のとき、

「あなたに出逢えて良かった」

そう心から思える婚活をしませんか。

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